コミティア117ありがとうございました。

しばらく更新をしていませんでしたが、コミティア117を終えて
思い立ったように更新しています。

8/21のコミティアを終えまして、二次創作からオリジナルのイベントへ
参加してから丸2年が経ちました。
月日というのは矢の如しですね!
好きなアニメ漫画のキャラクターを描くとき、着せる服がオリジナルだったり、
漫画の内容もパロディっぽくなったり…その度に好きな版権キャラに「好き放題してすまない…」と
神妙な気持ちになっていまして笑
もしかしてこれって二次創作でなくてもいいんじゃないか?!?という気づきから、
オリジナルキャラクターを動かしてみたいと思いいまに至ります。



以前からオリジナルキャラクター…漫画にしている紫帆やことりたちは生まれていたのですが、
当初、オリジナルオンリーのTwitterアカウントをとり、コミティアに参加するぞ!となったときには
漫画を描くことはまるで考えていませんでした。
コミティアサークル参加1回目、方向性みたいなものは決まっていないにもかかわらず、とりあえずオリジナルの空気を吸うために出た感じでしたね笑
そして、ゆめわたりアニマルに関しても、やる予定はなかった…
2回目に参加したときに「よく学生のころノートの端っこに描いていたうさぎやねこで何かできないかー」と
考え、ゆめわたりアニマルが生まれました。
夢に住んで旅をするという設定は、ちょっとどこから出てきたのか覚えていません…^ - ^
ですが初めて缶バッジを作って出したときには、紹介ペーパーなるものを作っていた気がします。
3回目、何を思ったか、かぜのゆめの1冊目を出しました()
多分、1,2回目の参加で作家さんたちに触発され、うちの子で漫画描きたい!でもことりでどうやって漫画を書き出したらいいんだろうと悩んでいました。
あのこは声がない設定ですので。喋らないことりを漫画にするって…吹き出しとかどうしような??(リアル)という問題があったのですね。
そしてあんな形で、日常をゆるく語る薄い感じにまとまったのですが、まあ間違っていなかったかなあと思います。今考えてもあんな感じの入りしか思いつきませんしね!
1冊目の原稿時点では、本当に"形にする"だけが目標でしたので、今後の展開は全く考えていませんでした。確かあとがきにも書いた気がします…
4回目の参加。5月でした。このときにかぜのゆめの2冊目を出していましたね…どんなスピードだよ…。本編に突入、というところで、紫帆が語り手となって、物語を進める形をとりました。紫帆が語り手でも、ことりのことを語るので、ことり編ということでした。
更に、夢渡りの設定はこの原稿で考えました。なんと後付けだったんですね、恐ろしや(^O^)
ぴょんこについては、人型は随分前から考えていたので、この原稿に当たっては衣装だけ考えました。
夢渡りの設定は、ゆめわたりアニマルのゆめわたりについてもっと深く世界を広げたいと思ったため、付けました。
私の感覚としては、「容姿も性格も変わっていない昔からいるうちの子」があり、「夢を住みかとして旅する種族ってなんかイイ」という好きな設定を混ぜた感じです。書き出しが「こんな世界に生まれてこんな風に生きている子の漫画を描こう」ではなかったところが、おかしな話だなあと結構思います。
5、6回目…。漫画はお休みして、ゆめわたりアニマルの絵本や原画を出しました。この間に、グループ展のお話をいただいていたので、コミティアで、原画を見て頂く機会にしようと思い、取り組んでいました。また今まで作ったことのないグッズにも手を出したり。
水彩自体初めて1年経ってない状態でしたので…ミニ原画をお手にとっていただけたときは本当に感動でした。原画・展示という視点は、二次創作をしていただけでは絶対得られなかった視点なので、オリジナル取り組んでよかったと強く思う出来事になりました。
7回目、は、名古屋のコミティアですね。ここで漫画3冊目を。
アナログ原稿ですが、なるだけデジタル作業を減らしたい一心で、今までよりかなりの範囲をアナログでカリカリ描きました…。トーンの作業を減らしたかったのです。パソコンの作業、だんだん鬱々してきて大変なので…^ - ^
この原稿中に、ぴょんこの立ち位置やことりを中心とした夢渡りの血族のそれを確定させて、図にしたりしました。あわせて、ことりの過去(眠る前のこと)を詳しくしたり、ことりは喋らないのですが感情はあるので、現実での辛く苦しい思いを表現すべくコマを配慮したり…。結構考えましたね。
同時に、ギャグの欠片もない重たい話ですみませんという気持ちでいっぱいでした()
そして、今回ですね。8回目というわけです。新刊くださいと立ち寄ってくださった方たくさんいらしてすみません本当に。
漫画に原画にグッズに欲張り飽和状態でディスプレー考えるのも大変ですが、毎度お手伝いしてくれる友人には感謝です✨
次回は4冊目を出したいです。でもやっぱり机に乗るか不安です…こんなことなら増刷しないで総集編すればよかった!!というかA5サイズでよかった!!と後悔きわまりないですが、頑張って考えますね。
ちなみに4冊目を作りながら、ことり編の最終話を考えました…80%くらい。落ちるところが見つかって一安心。
紫帆編はあるのか?と思ってる方いると思いますが、基本紫帆ちんはことりの取り巻きなので、紫帆を語る=ことり編と思っていただければ嬉しいです…笑
ただかぜのゆめの話は、大きな夢渡り一族の話ですので、まあサイトのTEXTにあるように、
別のキャラに視点を当ててかぜのゆめの話をしたいなあと考えています。別に違う時間軸とかパラレルっぽい要素はありません。
サイトのテキストも、漫画も、同じ時間軸です。テキストの中には出てきませんが、きっと同じ世界でことりと紫帆がいるはず…
そう思って作っています。

そんなこんなで、わたしの創作活動の上で、コミティアへの参加は一回一回が貴重なものになっています。
今後も多くの方に見ていただけたら嬉しいです。
長々なりました、読んでくださる方はいないとみていますが、自分の創作整理を兼ねて記しておきます。